保育者の熟達化と子ども理解の関連性に関する研究(3)  [in Japanese] A Study of the Relationships between the Understanding of Preschool Teachers for Children and the Lengyh of their Practical Experience (3)  [in Japanese]

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Abstract

本研究は、保育者を取り巻く背景要因・子ども理解・保育者効力感の関連性を、保育者の熟達化の観点から検討することを目的とした。無記名式質問紙調査を実施し、因子分析及びステップワイズの重回帰分析を行った結果、保育者を取り巻く背景要因としての「園内協働性」は、保育者と子どもの関係を裏支えする社会的文脈として作用しており、特に保育経験10年目までの初任期や若手前後期の保育者にとって、子ども理解の「相互性」や「敏感性」に影響を及ぼすことが見出された。また、保育経験2年目以降の若手前期以降の保育者にとっては、子ども理解の「敏感性」の高さが、保育者効力感にポジティブな影響をもたらすことが明らかになった。したがって、保育者の初期キャリア段階において、職員間の協働的な園文化を整えていくことが、初任・若手期の保育者にとって子ども理解の「相互性」を高めていく一助となること、また、保育者自身の「敏感性」を高めていくような園内研修などの専門性育成を試みることによって、保育者としての自信や信念の獲得などに資する可能性が示唆された。

Journal

  • 桜花学園大学保育学部研究紀要 = BULLITIN OF SCHOOL OF EARLY CHILDHOOD EDCATION AND CARE OHKAGAKUEN UNIVERSITY

    桜花学園大学保育学部研究紀要 = BULLITIN OF SCHOOL OF EARLY CHILDHOOD EDCATION AND CARE OHKAGAKUEN UNIVERSITY (19), 29-44, 2019-03-16

    桜花学園大学

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120006594729
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • ISSN
    1348-3641
  • Data Source
    IR 
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