脳性麻痺児の社会的認知機能およびコミュニケーションに関する自立活動の実践上の課題

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  • ノウセイ マヒジ ノ シャカイテキ ニンチ キノウ オヨビ コミュニケーション ニ カンスル ジリツ カツドウ ノ ジッセン ジョウ ノ カダイ

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本研究では、脳性麻痺児の社会的認知機能の特徴について、過去に行われた研究の知見を概観し、脳性麻痺児のコミュニケーションに関わる自立活動における課題を考察した。脳性麻痺児は、心の理論課題を通して測定される社会的認知機能において、精神年齢、言語年齢を一致させた定型発達児よりも発達が遅れていることが指摘されている。また、脳性麻痺児の社会的認知機能には、言語機能と実行機能の問題が影響している。体を動かすこと、発話を明瞭に行うことが難しい脳性麻痺児にとって、主導的にコミュニケーションをとる経験が乏しくなりがちであり、その中で社会的認知の発達の機会が失われないよう、支援を行なっていく必要があると考えられる。

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