A Study on infants’ daily life and the relationship with the parents : Comparison with 2006 survey results

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Other Title
  • 幼児の日常生活と親のかかわりに関する考察
  • 幼児の日常生活と親のかかわりに関する考察 : 2006年調査結果との比較を通して
  • ヨウジ ノ ニチジョウ セイカツ ト オヤ ノ カカワリ ニ カンスル コウサツ : 2006ネン チョウサ ケッカ ト ノ ヒカク オ トオシテ

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Abstract

本稿では、幼児の日常生活状況とそこにおける親のかかわりについて把握することを目的として、3歳以 上の幼児の保護者863名を対象に2016年に実施した質問紙調査「幼児の生活体験と発達資産に関する調査」の結果と、2006年に実施された「子育てと家庭生活に関する調査」の共通設問項目を比較・検討することにより、10年の時間的経過による変容について考察した。その結果、①親の生活時間の「早朝化」、②子どもから聞かれるあいさつの言葉の減少傾向、③家庭ならびに幼稚園・保育所の教育的役割に対する親の意識と行動の葛藤の3点が明らかとなった。この10年間の制度的、社会的状況は大きく変容し、それが幼児・親の日常生活ならびに子育ての意識や行動にも影響を与え、家庭における子育ては多様性を増していることが確認された。

Journal

  • 生活体験学習研究

    生活体験学習研究 17 1-13, 2017-07-30

    The Japanese Society of Life Needs Experience Learning

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