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抄録
クラウドソーシングはCrowd(群衆)+Sourcing(調達)の造語であり,「企業,組織が,自社もしくはアウトソースの人材により実施していた業務を,よりオープンかつ不特定多数のCrowd(群衆)から人材を集め実施すること」と定義されている.我々は大量の研究データの解析を低コストかつ高速に処理するためにマイクロタスク方のクラウドソーシングの利用を試みている.しかし従来のクラウドソーシングサービスでは作業結果を研究に利用するには精度の点で問題があり,さらに精度を向上させるために外部のサービスが提供している機能の範囲では十分ではなく,外部のサービスに新規の機能を追加することも難しいという問題がある.我々はこれらの問題を解決するために,独自の東芝クラウドソーシングシステムを構築し,システム内にて精度向上手法を適用することで問題の解決を試みている.本稿では東芝クラウドソーシングにおける精度向上手法,及び活用事例に関して紹介する.
収録刊行物
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- 情報処理学会デジタルプラクティス
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情報処理学会デジタルプラクティス 9 (4), 823-841, 2018-10-15
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001202923881856
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- NII論文ID
- 120006600354
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- NII書誌ID
- AA1245124X
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- ISSN
- 18845541
- 21884390
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN