移行期間における小学校外国語科の取り組み : ICTの効果的な活用について

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抄録

学習指導要領が改訂となり,小学校では平成32年度からの新学習指導要領全面実施に向けて,本年度(H30年度)から移行措置期間が開始された。鳴門市では,早くから教育委員会支援室が「学習指導要領改訂に伴う外国語教育の早期化・教科化にむけた検討委員会」を設置し,「外国語活動年間指導計画・活動例 移行期間における学習内容」を作成し,鳴門市内小学校の移行期間における外国語学習への支援を行っている。本報告は,鳴門市教育委員会が作成した「外国語活動年間指導計画・活動例 移行期間における学習内容」にもとづき行った,ティームティーチングによる小学校高学年外国語学習における授業実践の内容をまとめたものである。特に,複式学級の小学校外国語科におけるICTの効果的な活用方法についてその詳細を報告するとともに,移行期における小学校外国語科学習内容について見えてきた課題についても示唆するものである。

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