トランポリン運動が男子大学生の体幹および下肢筋力に与える影響

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of trampoline exercise on the trunk and lower limb muscle strength in male university students

この論文をさがす

抄録

Departmental Bulletin Paper

本研究は、ロコモティブシンドロームに起因した運動機能低下を防ぐためのトレーニングとして、トランポリン運動の可能性を検討することを目的とし、トランポリン運動が男子大学生の体幹および下肢筋力に与える影響を検討した。\n T大学の男子学生を対象に9週間のトランポリントレーニング(準備運動、補強運動、トランポリン運動 計90分)を行った。その間、コントロール群には通常の生活を約9週間送ってもらった。実験期間前後に身体組成測定、血圧測定、体幹筋力測定、敏捷性測定、下肢筋力測定を行い、前後の比較を行った。\n コントロール群のすべての測定結果の前後比較において、有意な差は認められなかった。トレーニング群の前後比較の結果から、下肢筋力測定の「左脚のスコア」で有意な点数の増加が認められ、トランポリントレーニングが下肢筋力向上に影響を与える可能性が示唆された。

収録刊行物

  • 群馬大学教育実践研究

    群馬大学教育実践研究 (36), 101-106, 2019-03-15

    群馬大学教育学部附属学校教育臨床総合センター

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ