愛知教育大学における「視覚障害者のアセスメント」の授業改善の試み ―免許法認定講習を改善するための予備研究として―

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タイトル別名
  • アイチ キョウイク ダイガク ニ オケル 「 シカク ショウガイシャ ノ アセスメント 」 ノ ジュギョウ カイゼン ノ ココロミ : メンキョホウ ニンテイ コウシュウ オ カイゼン スル タメ ノ ヨビ ケンキュウ ト シテ
  • A trial for the improvement of Assessment of Children With Visual Impairments for Teacher Training at Aichi University of Education: A Pilot Study on the Improvement Course of the Teacher's License

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抄録

type:text

本研究は,特別支援教育に関する免許法認定講習のうち,視覚障害教育の領域の科目(視覚障害の心理・生理・病理)の授業を改善するための予備研究であった。教員養成系大学で開講された授業科目「視覚障害者のアセスメント」を用い,視力検査や読書速度に関する授業内容をどのような授業形式(講義・実習・事例検討)で実施すれば,内容を理解でき,実践できるようになるのかを,受講生(N=27)に定期的に実施した授業評価から統計的に検討した。その結果,いずれの授業内容も講義形式の授業を受けた段階では諸検査(遠距離視力・近距離視力・最大視認力・MNREAD-J)の内容は理解できても,実践することは難しく,実践できるようになるためには,実習形式の授業を経る必要があることが示された。また,教育的視機能評価の結果を保護者に説明し,環境整備を実践するには,実習だけではなく,事例検討やロールプレイ形式の授業を経る必要が示された。

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