聴覚障害学生の英語講義のリスニングにおける配慮の実態とその課題に関する研究 ―愛知教育大学の聴覚障害学生を対象として―

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  • チョウカク ショウガイ ガクセイ ノ エイゴ コウギ ノ リスニング ニ オケル ハイリョ ノ ジッタイ ト ソノ カダイ ニ カンスル ケンキュウ : アイチ キョウイク ダイガク ノ チョウカク ショウガイ ガクセイ オ タイショウ ト シテ
  • Educational Needs on English Learning for Deaf or Hard of Hearing Students: Research on Aichi University of Education

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本研究では,聴覚障害学生5名を対象としてインタビュー調査を実施し,大学での英語講義のリスニングにおける配慮の実態調査を行い,その現状と課題を整理した。その上で,大学で学ぶ聴覚障害学生の英語教育の実践の在り方について検討することを目的とした。調査の結果,本学の聴覚障害学生5名全員が,主な試験・評価がリスニングである英語講義を受講していないことがわかった。また,リスニングを課した講義は半数以下であった。聴覚障害学生の英語講義のリスニングにおける配慮については,教員の理解と支援の配慮が必要であるが,当事者の英語力や学習意欲も課題となる。また,英語のリスニングの配慮や代替措置の対応について,聴覚障害学生が英語担当教員との話し合いを重ねて模索し続けていくことが今後の課題となる。

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