中学校教育導入における物理分野の教材としての浮沈子

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  • チュウガッコウ キョウイク ドウニュウ ニ オケル ブツリ ブンヤ ノ キョウザイ ト シテ ノ フチンコ

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抄録

児童が小学校理科の分野においてどの程度の理解を示し,それを今後どのように展開することができるのかを調査した.今回はその中でも高等学校以降で登場してくる力学のベクトル概念をテーマに,重力・浮力を用いてモノの浮き沈みの体験よりその一端を考える一助として理科実験の計画を立て実践したので報告する.本研究において重さという概念から,モノが浮くための力,沈むということはその力がどうなったためであるという基本的な部分については理解できている結果となっている.そしてそれを体系的に学べる浮沈子の作成を行いさらなる理解へとつなげている.

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