第152回東邦医学会例会 : 当番教室企画 : 東邦大学三病院における呼吸器外科の現状と新人教育を含めた今後の展望 : 東邦大学医療センター大橋病院における呼吸器外科の現状

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  • トウホウ ダイガク イリョウ センター オオハシ ビョウイン ニ オケル コキュウキ ゲカ ノ ゲンジョウ

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抄録

type:TOHO University Scholarly Publication

総説

東邦大学医療センター大橋病院外科は,1974年開設以来総合外科医局として成長.その中で呼吸器外科は,低調な時期も一時認めたが,直近6年間は手術症例数が年間75例以上を保つ領域まで成長した.内訳は年間症例の3割前後が原発性肺がん症例で,同程度自然気胸症例があり,他のグループから紹介される転移性肺腫瘍症例が1割前後あることが特徴である.また呼吸器外科専門医取得には,まず外科専門医取得が必要であるが,総合外科医局の強みとして,初期・後期研修医が将来的に取得しやすい環境にあることも特徴である.問題点は専門医局ではないので,呼吸器外科領域に関する研究や論文発表の業績が乏しいことであり,以前開催されていた城南非小細胞肺癌術後化学療法研究会のような,3病院連携して発信できるような研究素材に対して,今後取り組んでいくのが課題と考えている.

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