北海道岩内平野の沖積層とその下位層のAMS14C年代測定および花粉分析

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  • AMS14C dating and pollen analysis of Pleistocene to Holocene deposits in the Iwanai Plain, southwestern Hokkaido

抄録

北海道岩内平野の堀株川支流宿内川沿いでの30.45m,12m長のボーリング孔のコア観察,AMS14C年代測定,花粉分析を行い,周辺のボーリング資料を収集し,断面解析を行った.その結果,両ボーリング孔では深度19.35m(標高-12.3m)に沖積層の下限があり,沖積層は上位より,堤防盛土,最上部泥炭層,主部泥砂層に区分できる.沖積層の下位層(更新統)については,>49,700cal.yBP[NUTA2-25953]のAMS14C年代が得られ,岩内台地北西端の100mオールコアボーリング孔への対比からMIS7?期ではないかと考えられる.

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