学校教育における消費者製品安全教育

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  • ガッコウ キョウイク ニ オケル ショウヒシャ セイヒン アンゼン キョウイク
  • Consumer Product Safety Education in School Education

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Abstract

type:Article

製品に関する消費者教育と安全教育を融合した「消費者製品安全教育」を学校教育で行うことは、新学習指導要領において消費者教育、安全教育などの充実が重要事項に明記されている点からも、これからの学校教育に合致するものである。本研究では、学校教育における消費者製品安全教育のあり方を検討した。まず消費者製品安全教育で育成したい資質・能力は何かを検討し、それらの資質・能力を身に付けることに繋がる各教科とその学習内容を考察した。その結果、家庭科、技術・家庭だけではなく、国語、英語、理科、社会、体育(保健)、保健体育、図画工作、美術、道徳等の各教科とその学習内容も消費者製品安全教育になり得ることが明確になった。また小中学校における消費者製品安全教育の授業構想では、一つの題材をもとに複数の教科の学習において消費者製品安全教育ができることを示した。

Journal

  • 生活文化研究

    生活文化研究 56 13-24, 2019-03

    大阪教育大学家政学研究会

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