工藤直子作品から広がる詩の指導-作品集を読むという読書行為を通して-
書誌事項
- タイトル別名
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- Provide directions for poetic skills amplifying from the Naoko Kudo’s work-Through the act of reading her collections of works-
抄録
教科書に取り上げられている詩教材の指導として、音読、情景を読む、詩から学んだ表現技法を用いて書くなどがよく行われている。このような指導方法からより多様な指導方法への視点を得て、主体的・対話的に他者や自分、詩と対話しながら学ぶことができるよう国語科における授業を創造したい。 そこで、工藤直子の詩の作品集を丸ごと味わう読書行為を子どもたちに経験させる授業実践を通して、どのような効果が生まれたのかを分析した。すると、①作品世界に浸り、詩人について思いを馳せるようになる、②多様な音声表現や多様な作品集の創作を楽しむ、③自己を見つめる契機となるなどのこどもたちの姿が見て取れ、作品集を丸ごと味わう読書行為は、効果的な詩の指導方法であると考えられる。実践を展開するにあたっては、朝の読書タイム等を活用して詩の作品集と出合わせる工夫や詩の教材についても多様な言語活動ができるよう系統的に国語科カリキュラムを作成する工夫が求められる。
収録刊行物
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- 人間教育
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人間教育 2 (5), 125-134, 2019-06
奈良学園大学人間教育学部
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677930980096
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- NII論文ID
- 120006636585
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- ISSN
- 2433779X
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles