中山間地域の医療機関等における看護職の日常看護実践で直面する問題と継続教育の課題(第2報) -中山間地域の中小規模病院における新人看護職員教育の課題-

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抄録

type:P(論文)

中山間地域の過疎化、高齢化は著しく、医療・看護の需要は高まる一方、その中山間地域の医療および看護を担う医療従事者が不足しているという現状がある。A大学では、中山間地域で活躍できる看護実践者の育成をめざした継続教育プログラムの構築に取り組んでいる。将来的には日本国内の中山間地域で共通して活用できる看護継続教育プログラム構築をめざしているが、まずはA大学が位置する中山間地域・B市内の病院における看護実践上および看護教育上の課題を明らかにしたいと考え、B市内の病院に勤務する看護職員を対象に調査を行った。その結果、中山間地域の中小規模病院における新卒新人看護職員教育の課題として「院内看護職員教育システム・プログラムに関する課題」「新人看護職員自身の課題」「教育指導者に関する課題」「病院の診療機能・看護機能に関する新人看護職員教育上の課題」「中山間地域の中小規模病院であることに関する新人看護職員教育上の課題」が明らかとなった。

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