日本語学習者コーパスの教育応用における留意点 : 『多言語母語の日本語学習者横断コーパス』に見る母語話者L1産出データの安定性検証を中心に  [in Japanese] A Study on the Stability of L1 Production Seen in I-JAS : Japanese Learner Corpora and L2 Teaching  [in Japanese]

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会議名: 言語資源活用ワークショップ2016, 開催地: 国立国語研究所, 会期: 2017年3月7日-8日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター『多言語母語の日本語学習者横断コーパス』(I-JAS)を初めとする大型の日本語学習者コーパスの整備が進んだことで,母語話者と学習者の言語運用を比較し,学習者の逸脱性を明らかした上でL2教育の質的改善を図る可能性が拓かれつつある。しかしこうした研究を実践する際には,母語話者データおよび学習者データの性質を十分に理解し,得られた結果を慎重に解釈する必要がある。本研究では,日本語学習者コーパスの教育応用を考える際に留意すべき問題点を概観した後,とくに母語話者によるL1産出データの安定性の問題を取り上げ,I-JASを使った検証を行う。検証の結果, 母語話者のL1産出であっても,その正確性や言語特性については想像以上の多様性が存在することが示された。

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  • 言語資源活用ワークショップ発表論文集 = Proceedings of Language Resources Workshop

    言語資源活用ワークショップ発表論文集 = Proceedings of Language Resources Workshop (1), 190-200, 2017

    国立国語研究所

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