完全配位計算法,モンテカルロ殻模型法及び無芯完全配位計算法のベンチマーク Benchmarks of the full configuration interaction, Monte Carlo shell model, and no-core full configuration methods

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Abstract

核子間の相互作用として正の相互作用を用いた核構造計算は第一原理計算と呼ばれるが、その中でも一粒子状態を非常に数多くの調和振動子波動関数で展開した殻模型的手法は有力な手法として知られている。本論文では、殻模型的手法のうち、完全配位相互作用計算(FCI),モンテカルロ殻模型計算(MCSM),無芯殻模型計算(NCSM)の3手法を多体計算手法の観点から比較した。FCIは、与えられた一粒子空間内すべての多体状態を取り入れるもので、計算が可能ならば最も正確な値を出す方法である。しかし、4主殻取り入れた場合、炭素12など核子数が多い系のFCI計算は現段階では不可能である。NCSMは、多体状態の調和振動子量子数で制限をかける計算であり、多くの一粒子状態数を取り入れることはできるが、多粒子多空孔状態の記述に難がある。一方、MCSMは、FCI計算可能な系ではFCIとほとんど同じエネルギー値を与え、それが不可能な系においても計算可能なことが示され、今後非常に有力となる手法であることがわかった。著者所属: 日本原子力研究開発機構(JAEA)

Journal

  • Physical Review C

    Physical Review C 86(5), 054301\_1-054301\_18, 2012-11

    American Physical Society

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120006683980
  • Text Lang
    ENG
  • Article Type
    journal article
  • ISSN
    0556-2813
  • Data Source
    IR 
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