10Beと12Beの低励起スペクトルに対する無芯モンテカルロ殻模型計算 No-core Monte Carlo shell-model calculation for 10Be and 12Be low-lying spectra

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Abstract

10Be及び12Be核の低励起状態の核構造計算を、モンテカルロ殻模型計算法を用いた無芯殻模型の枠組みにて行った。これら軽い核の核構造研究は、従来はおもにコア(芯)を仮定した模型空間が比較的小さな計算によって行われてきたが、近年は裸の核力に基づく大規模計算が行われつつあり、この研究はその一つに位置づけられる。この研究では、ユニタリ相関演算子法を用いて裸の核力から有効相互作用を構築し、4主殻を模型空間に採った殻模型計算を行った。その結果、負パリティ状態など、一部の状態はよく記述できなかったものの、10Beの下から二つの2^+状態の励起エネルギー及びB(E2)値については実験値をよく再現することに成功した。陽子及び中性子の変形の軸対称性について議論し、陽子と中性子の形状の違いに起因して、10Beの鏡像核である10Cでは、二つの2^+状態間のB(E2)値は10Beよりもずっと大きな値になると予言した。著者所属: 日本原子力研究開発機構(JAEA)

Journal

  • Physical Review C

    Physical Review C 86(1), 014302\_1-014302\_9, 2012-07

    American Physical Society

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120006683985
  • Text Lang
    ENG
  • Article Type
    journal article
  • ISSN
    0556-2813
  • Data Source
    IR 
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