LED光源を用いたミズナの栽培制御に関する基礎的研究

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  • LED コウゲン オ モチイタ ミズナ ノ サイバイ セイギョ ニ カンスル キソテキ ケンキュウ

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抄録

植物工場は小規模又は荒廃した土地でも安定した品質の植物を大量生産する事が可能であり、気候変動の影響を受ける事が少ない。そのため近年注目を集めている技術である。しかし植物工場は、高額の初期投資やランニングコストが問題となっている。そこで近年開発が急速に進んでいるLED光利用による植物工場が増加している。LED光の混合照射による植物栽培制御を行い、高付加価値化の可能性について検討する。LED光、人工太陽光、自然光の三種の試験区でミズナ(Brassica rapa L.)を栽培し、その成長と品質の違いを検討した。その結果、混合LED光照射により糖度、ポリフェノール含有量に関して精製促進の可能性が示唆された。しかし、草丈成長が著しく低かったため光量の増加を考慮した光源の選択が必要であると考えられる。

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