都市空間の再編における空間計画手法/ランドスケープ・プランニングからのアプローチ
抄録
変容する都市の市街地再編における空間計画からのアプローチによる都市課題の広がりとプランニングの役割を探る検討を続けている。2018 年度は、1)ツォルフェライン(世界遺産地区)を開き、周辺地域と連携するための提案を求める日独米学生デザインワークショップを通じた “Urban Integration” のあり方、2)第3 回TCR(Transforming City Region)国際シンポジウムにおけるプランニングの実践と理論の議論を通じた地区と広域のスケールと時間と分野をつなぐ計画課題、3)分担者の実践にもとづく個別のデザインとプランニングの相互作用、について議論した。 当初、都市の再編においてパブリックスペースの構成に着目し、広義のランドスケープ計画により地区(ローカル)と広域(リージョン)を編集創発する計画論をめざしたが、上記3つの取り組みからは、a)、水、緑、モビリティなどのネットワークの再編が地区の開放と連携をうみだす、b)地域情報のアーカイブやその地域での共有化が実践のマネジメントにつながる、c)個別の実践と都市の再編や広域の文脈につなぐためのプランニングでは、ルール地域のマスタープランで提起された “Leitplanke” 型が創発を担保するのではないか、ということを指摘するにとどまる。
収録刊行物
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- 芸術工学2019
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芸術工学2019 2019-11-26
神戸芸術工科大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845763825394816
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- NII論文ID
- 120006767982
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles