Innovative Ideas for Science Teaching to Nurture the Ability to Explore Scientifically : Through Learning Activities to Make a Plan of Observation and Experiment.

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  • 科学的に探究する能力を育てる教科指導の工夫ー自ら観察、実験の計画を立てさせる学習活動を通してー

Abstract

平成29年改訂学習指導要領で科学的に探究するために必要な資質・能力の育成が強調され、普段の授業の中でその育成を促すとともに実施しやすい方法が求められている。文献研究から、見通しをもたせ探究する能力を育てるには、科学的に探究する活動の中で主体的に計画的に繰り返し見通しをもって観察、実験を行うことの重要性が認められた。さらに、科学的に探究する活動においては、自ら観察、実験の計画を立てさせ、振り返させることが、有効であると判明した。そこで、科学的に探究する活動の中で、身近なものを活用して、疑問をもたせ、問題を把握させ、その問題を解決させるために自ら実験計画を立てて、実験を行わせ、実験結果から考察させ、結論を導出させる方法の教育効果を実践的に検証した。本研究は、中学校理科「身近な物理現象」において、特に実験計画を考えさせる場面で、各班の実験計画を提案させ、練り直しをさせることにより見通しをもたせた。この実験計画の提案・練り直しの経験を3回行うことにより、課題発見力、実験遂行能力、問題解決力の向上に有効であることが判明した。

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