精神障がいを抱えた親をもつ女性が母親になる経験 Experiences of Women with Parents Suffered from Mental Disorders Becoming Mothers

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抄録

研究報告精神障がいを抱えた親に育てられた女性の中には、自身が母親になることへの不安や困難を抱える人がいる。本研究は、精神障がいを抱えた親をもつ女性が、母親になる経験を明らかにすることを目的とした。精神障がいを抱えた親をもつ女性で、自身も子育てを経験した4名に個別インタビュー行い、質的記述的に分析した。その結果、女性は、【結婚・出産に対する不安や怖さ】を抱いていたが、安定した人や家族との出会いがあり、【結婚・出産の決意に至る】。【子育てをする上での困難】があるも【自分の力で子育てに対処】した。やがて【婚家や周囲に支えられて子育てに対処】した女性は、【子育てを通した癒しと成長】を経験し、【母親を理解そして感謝】の思いを抱いていた。育児困難を軽減するためには、夫・婚家・ママ友の存在や積極的な支援が重要であり、結婚や育児への不安を解消するためには、結婚前の早い時期に同じ子どもの立場の人と体験を共有することが、有効だと考えられた。

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収録刊行物

  • 大阪大学看護学雑誌

    大阪大学看護学雑誌 26(1), 40-46, 2020-03-31

    大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    120006802298
  • NII書誌ID(NCID)
    AN1048165X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • ISSN
    2189-8820
  • データ提供元
    IR 
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