Parent Awareness of the Status of Infant Developmental Asset Formation: Results of a Questionnaire Survey and Issues with the Current Measurement Scale

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Other Title
  • 親の認識する幼児の発達資産形成の現状 : 質問紙調査の結果の傾向と測定尺度の課題の検討
  • オヤ ノ ニンシキ スル ヨウジ ノ ハッタツ シサン ケイセイ ノ ゲンジョウ : シツモンシ チョウサ ノ ケッカ ノ ケイコウ ト ソクテイ シャクド ノ カダイ ノ ケントウ

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Abstract

本研究では、幼児を育てる保護者1,113名に対して、「発達資産(Developmental Assets)」に関する認識や日常生活の状況についての質問紙調査を実施し、「発達資産」についての認識と、日常生活や生活体験学習との関連の検討を行った。結果から、保護者は「発達資産」を重要だと考えており、発達資産と多様な活動の場に関する認識に関連がみられた。また、「発達資産」に関する認識で園の分類を行ったところ、生活体験学習に取り組む園が一つのクラスターとなり、「発達資産」と生活体験学習の関連が示唆された。生活体験群内では、起床就床時刻など生活リズムと、園で教えられている・いたこと等に有意な差がみられたが、教育意識や多くの日常生活状況で同様の認識であった。これらのことから、発達資産が生活体験を豊かに生み出す基盤となり、また、生活体験学習が発達資産形成と関連している可能性が示唆された。さらに、生活体験学習に力を入れている園が様々な側面で共通の傾向を示したことから、園の取り組みが保護者の認識に影響を与えていると考えられる。

Journal

  • 生活体験学習研究

    生活体験学習研究 18 25-32, 2018-07-30

    The Japanese Society of Life Needs Experience Learning

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