小学校外国語活動における ブレンディッド・ラーニングの有効性 -児童のコミュニケーション意欲、指導者の指導不安・負担感に着目して-

書誌事項

タイトル別名
  • Usefulness of Blended Learning on Elementary School English Classes -With a Focus on Students’ Willingness to Communicate and Teachers’ Anxiety and Burden of Teaching-

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抄録

2020年度から小学校外国語科が全面実施されるが、指導するにあたっては多くの課題がある。角谷・前田(2019)は、児童のコミュニケーション能力(Canale 1983)の向上が期待されるブレンディッド・ラーニングの枠組みを開発した。本研究では、公立小学校6年生3学級を対象に、小学校英語の指導経験が長くない、指導に自信がない学級担任が、ブレンディッド・ラーニングの枠組み(角谷・前田2019)を取り入れた実践を行った。児童と学級担任を対象としたアンケートや聞き取り、パフォーマンステストの分析から、児童のコミュニケーション意欲とその自信を高め、不安が軽減され、コミュニケーション能力(「社会言語能力」「方略的能力」に相当すると考えられる力)が向上し、指導者に関わっては不安と負担感を軽減し、指導意欲を向上させる可能性が示唆された。

収録刊行物

詳細情報

  • CRID
    1050003824748104064
  • NII論文ID
    120006825375
  • NII書誌ID
    AA12405118
  • ISSN
    18836585
  • Web Site
    http://hdl.handle.net/10105/00013308
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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