複合的な学習の課題設定と評価方法に関する事例研究 -総合的、探究的な学習の1つの事例としてSTEAM教育に目を向けて-

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  • A Case Study on Task Setting and Assessment Method for Complex Learning -STEAM as an Example of Integrated and Inquiry Learning-

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本研究は、中等教育における総合的な学習の時間、総合的な探究の時間など、複合的な学習と関わる取組に目を向けている。国際的には中等教育後期や高等教育レベルで関心が向けられているSTEAM教育へ取り組もうとしている公立の中学校の実践に着目し、そこから見え始めている知見を視覚化することを目的としている。結果として、実際に生徒の主体的な学びを導くユニークな課題設定の要件や求められる学習環境の知見は、蓄積できつつあるが、取組の最初の頃には、1)色々なアイディアを試す意図から実践を構想するが、それぞれの取組の関係づけが容易でないこと、2)学習課題設定と対になるパフォーマンス評価の検討に悩んでいること、3)単元レベル、各単元を貫く継続的な見通しを持った、学習課題の系列の吟味は容易でないこと、が明らかになった。

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