育児休業中のワーキングマザーを対象にした復職支援施策の副次的効果

書誌事項

タイトル別名
  • A Study of a Side Benefit of a Training Program for Working Mothers in Maternity Leave

抄録

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我が国の女性管理職はまだまだ少ない。 女性管理職を育成する上での大きな課題は、 出産や育児のようなライフイベントとキャリアを両立しにくいということである。 育児休業制度や短時間勤務制度の普及で、 出産を経ても就業の継続はできるようになってきたが、 さらにキャリアアップを目指そうとする人はまだまだ少ない。 特に出産によって職場や家庭内での役割変化や働き方の変化に直面する育休期間の前後では、 多くの女性がキャリア上の揺らぎを経験する。 本稿では、 育休期間中に働き方や役割の移行に適応することを目的とした介入施策 (育休復職支援プログラム) によって、 職場への再適応がスムーズになるだけでなく、 管理職としての能力開発につながる可能性を示唆する。

収録刊行物

  • 経営と情報

    経営と情報 32 (1), 1-15, 2019-12-27

    静岡県立大学経営情報学部

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