理学療法士の養成施設指定規則の改正に向けた本学臨床実習の現状把握

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タイトル別名
  • Current status of clinical practice at our university : Revision of rules for physical therapist training facilities
  • リガク リョウホウシ ノ ヨウセイ シセツ シテイ キソク ノ カイセイ ニ ムケタ ホンガク リンショウ ジッシュウ ノ ゲンジョウ ハアク

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抄録

理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則(以下,指定規則)は理学療法士及び作業療法士法に基づき交付された省令であり,第4回目の改正が令和2年(2020年)から施行されることとなっている.本研究の目的は臨床実習の現状を把握し,指定規則改正に向けた今後の改善点を明らかにすることである.総合実習を履修した実習生65名にアンケートを実施したところ,課題遂行時間が1時間以内であったと回答した実習生の割合は18.5~26.2%であった.また,約95%の実習生が複数の症例に関与し,実習施設の理学療法対象疾患を広く経験していたとの回答が得られた.時間外の課題遂行時間に関しては,今後も工夫の余地があるが,一方で診療参加型実習が浸透しつつあることを示していると考えられた.今後も理学療法学専攻の臨床実習における現状を把握することで,学生が実りある臨床実習を行えるように努めてまいりたい.

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