三宅和夫の「発達観」「幼児教育観」:主に初期の研究の軌跡から

書誌事項

タイトル別名
  • Miyake Kazuo's Views on Development and Early Childhood Education: Mainly from the Trajectory of his Early Research
  • ミヤケ カズオ ノ 「 ハッタツカン 」 「 ヨウジ キョウイクカン 」 : オモニ ショキ ノ ケンキュウ ノ キセキ カラ

この論文をさがす

抄録

本研究は、我が国を代表する発達心理学者である三宅和夫の数々の論考から「発達観」や「幼児教育観」を見出していくことが目的である。三宅は、「社会的・歴史的存在としての子ども」という視点を導入することによって、発達現象を静的なものではなく力動的なものとしてとらえていた。そして、幼児教育は保育実践と家庭の相互作用の累積のもとで形成される営みであると同時に、それらの実践をよりよいものにするためには、研究者と実践現場との有機的な協働が必要であることを三宅は論じた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ