翻訳 数学的思考と人間の本性 : 協和と不協和

• Leron Uri

• 湊 三郎

書誌事項

タイトル別名

• Translation: Mathematical thinking and human nature: consonance & conflict
• ホンヤク スウガクテキ シコウ ト ニンゲン ノ ホンショウ キョウワ ト フキョウワ
• Translation: Mathematical thinking and human nature: consonance & conflict

抄録

人間の本性は伝統的に作家，哲学者，宗教家が扱う領域のものとされてきたが，近時に認知科学、神経科学，乳児学，動物学，人類学，進化心理学の研究対象となるに至った．本稿では関連する研究を概観し，数学に関する二三の事例を分析することによって，数学的思考のある部分は人間の本性的な側面によって如何に可能とされ，また別の部分は如何に阻害されるかを示す．この新奇な理論的枠組みは，学習指導の基礎的問題に対してだけでなく，数学教育研究の実証的知見に対して進化論的，生態学的解釈を加えることを可能にする．

収録刊行物

• 東北数学教育学会年報

  東北数学教育学会年報 (39), 63-74, 2008-03-31

  東北数学教育学会

詳細情報

• CRID: 1390572174606137856
• NII論文ID: 120006863012
• NII書誌ID: AA1239868X
• ISSN: 0910268X
• DOI: 10.20569/00005041
• HANDLE: 10295/00005041
• NDL書誌ID: 9473692
• Web Site: https://air.repo.nii.ac.jp/records/4693
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I9473692
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles