救命救急センター実習における学生の学び

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  • キュウメイ キュウキュウ センター ジッシュウ ニ オケル ガクセイ ノ マナビ
  • キュウキュウ イリョウ センター ジッシュウ ニオケル ガクセイ ノ マナビ

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抄録

目的:救命救急センター実習における学生の学びを明確にする。 / 方法:A大学医学部看護学科で救命救急センター実習を行った学生55名に、(1)実習目標の評価、(2)見学・実施した看護技術、(3)実習による学び等の質問紙調査を実施した。(1)は4段階評価を単純集計、(2)は公的ガイドラインの枠組みに準拠して整理し、(3)は質的に分析しカテゴリ化した。 / 結果及び考察:15名の学生から回答を得た。(1)は90%以上が「3. ある程度できる」以上の評価であった。(2)は{対人関係を形成する技術}{排泄援助技術}{活動・休息援助技術}{清潔・衣生活援助技術}等であった。(3)は学生が学んだ救命救急センターの看護師の特性として【高度な看護実践能力】【余念のない準備】【無駄のない看護】【沈着冷静な姿勢】【徹底した感染対策】【スムーズな連携と協働】【看護実践モデルとしての姿勢】が抽出された。学生は本実習を通して救急看護の特性と看護実践を具体的に学ぶことができた。

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