書誌事項
- タイトル別名
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- Analysis of Prevalent Code Improvements through Code Review
抄録
<p>オープンソースソフトウェアは,多数のパッチからのソースコードの変更提案を受け入れることで高機能・高品質なソフトウェアへと進化している.しかし,パッチ開発者からの変更提案がプロジェクトの実装方針に従っていないことも多く,ソースコードの内容を検証し適切な内容へと改善するために多くの時間コストがかかっている.変更提案の検証コストを削減するためには,パッチ開発者が変更提案前にソースコード上の問題を取り除くことが望ましいが,何を確認しているか具体的な内容は明らかとなっていない.そこで本稿では,コードレビューを通して行われたソースコード改善の内容とその出現回数を分析することで,変更提案に対して修正要求されることの多いソースコード改善の内容,すなわち開発者が確認している項目を明らかにする.4つの Python プロジェクトのデータセットに対する分析の結果,コードレビューを通して行われる修正のうち56.0%が動作に影響をもたないソースコード改善であることを確認した.また,コード改善のうちパッチ開発者が静的解析ツールを適用することで事前に検出可能な Python 言語の規約違反の問題が13.4%である.本稿の貢献として,コードレビューで行われているソースコードの変更内容と,静的解析ツールの利用によってパッチ投稿前に検出可能なソースコードの改善内容を明らかにした.</p>
収録刊行物
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- コンピュータ ソフトウェア
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コンピュータ ソフトウェア 37 (2), 2_76-2_85, 2020-04-23
日本ソフトウェア科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390285300169028352
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- NII論文ID
- 130007863820
- 120006865079
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- HANDLE
- 10061/13999
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- ISSN
- 02896540
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可