An analysis of a dialogue between a parent and a child in the Hands-on exhibitions at science center
Bibliographic Information
- Other Title
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- 科学館におけるハンズ・オン展示の親子での対話の分析
- カガクカン ニ オケル ハンズ ・ オン テンジ ノ オヤコ デ ノ タイワ ノ ブンセキ
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Abstract
幅広い年代が利用する科学館では,小さな子供のいる家族での来館者は科学館のメインの来館者層の一つである.札幌市青少年科学館では展示内容をより身近に科学を感じてもらうため展示物のほとんどがハンズ・オン展示である.しかし,その操作が複雑であったり,身体的動作と科学的情報が連続的につながっていない場合,来館者は十分にハンズ・オン展示を活用できない.親子でハンズ・オン展示を体験する際は,子にとって親によるサポートは必要不可欠である.本研究ではハンズ・オン展示における親子が展示物を体験する様子を2回検証し,会話を質的に分析した.一回目の検証では家族のハンズ・オン展示におけるつまずきについて調査した.そのつまずきを解消すべく開発した支援ツールを用いて二回目の検証を行った.その結果,親がハンズ・オン展示の仕組みを理解することによって子が主体的に展示物体験に関わり,親子の発話が増加し家族での学習が発展することが明らかになった.
Journal
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- 科学技術コミュニケーション
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科学技術コミュニケーション 27 71-85, 2020-08
北海道大学 高等教育推進機構 オープンエデュケーションセンター 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174749419904
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- NII Article ID
- 120006878358
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- NII Book ID
- AA12317666
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- DOI
- 10.14943/95030
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- HANDLE
- 2115/79097
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- NDL BIB ID
- 030656684
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- ISSN
- 18818390
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- Abstract License Flag
- Allowed