日本における1920 年代のマルクス主義興隆の要因(日本マルクス経済学史IV)―『左傾学生生徒の手記』を中心として―

書誌事項

タイトル別名
  • On a Rise of Marxism in Japan in 1920s
  • ニホン ニ オケル 1920ネンダイ ノ マルクス シュギ コウリュウ ノ ヨウイン : ニホン マルクス ケイザイガクシ(4)『 サケイ ガクセイ セイト ノ シュキ 』 オ チュウシン ト シテ

この論文をさがす

抄録

本稿は1920 年代後半において日本にマルクス主義・マルクス経済学が興隆し た,その状況と要因に関して,『左傾学生生徒の手記』から検討した.当時の時代 的背景や日本経済の状況,マルクス主義・経済学が持つ理論的特徴,日本経済に 関する分析能力,分析結果に対する耳目の集まり,これらが要因となっていたこ とを提示する.

収録刊行物

  • 経済学季報

    経済学季報 70 (1), 37-80, 2020-07-30

    立正大学経済学会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ