2019年8月の秋雨前線に伴う豪雨の特徴と佐賀県で発生した洪水災害の概要

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抄録

2019年8月27日末明から秋雨前線の活動が活発になり, 28日までの2日間の積算降水量は背振山地で600mmを超え, 佐賀県西部の六角川上流の武雄では28日早朝までの24時間降水量が400mm近くに達した。この結果, 六角川の水位が上昇し, 堤防の決壊や越水を防ぐためにポンプを止める「運転調整」を余儀なくされ, 堤防内の市街地に溜まった雨水が排水できずに内水氾濫, 支流の高橋川では外水氾濫が発生した。また, 住家が密集した佐賀市の市街地では内水氾濫が発生するなど, 県内の住家被害は6, 060棟にも及んだ。

2020年9月1日(火), 於 : Zoomによるオンライン開催

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  • CRID
    1050004225304856192
  • NII論文ID
    120006884187
  • HANDLE
    2433/254337
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles
    • KAKEN

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