オセアニアにおける中国多国籍企業の現地運営特徴に関する実証研究

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タイトル別名
  • An Empirical Study on the Characteristics of Chinese MNEs’ Local Operation in Oceania
  • オセアニア ニ オケル チュウゴク タコクセキ キギョウ ノ ゲンチ ウンエイ トクチョウ ニ カンスル ジッショウ ケンキュウ

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抄録

中国企業の対オセアニア直接投資は,現地企業の「自然型資産」に照準を合わせて重点的に投資するという動機がきわめて強い.本稿は,中国多国籍企業の在オセアニア「自然型資産」がどのように運営されているかおよびその現地運営の特徴は何であるか,という2 点を中心に分析した.本稿の分析によって4 つの興味深い特徴―(1)強いテイクオーバーの進出志向(2)強いディフェンシブ型投資志向,(3)進出の最初の時点から強いローカライゼーション志向,(4)強いホームマーケットリンク志向―が発見された.これらの重要なファクトファインディングは,オセアニアにおける中国多国籍企業の現地運営特徴を色濃く映している.

収録刊行物

  • 経済学季報

    経済学季報 70 (2), 1-32, 2020-10-20

    立正大学経済学会

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