書誌事項
- タイトル別名
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- Study of Elementary School Students’Attitude Toward Cooking at Home
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抄録
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子どもたちが,日常生活において食事作りを実践するには,どのような経験をすることが有効なのかを明らかにするため,食事作りに対する興味・関心や調理技術,および家庭における食事作りへの参加状況を調査した.調理をすることが好きで,包丁操作に自信がある児童は多かった.「料理」の手伝いを毎日している児童は少なかったが,「配膳」や「片付け」の手伝い,家族との「買い物」と食事作りに何らかの関わりを持つ児童は多かった.また,家庭で家族と一緒に料理を作ったことがある児童は多く,「家族と一緒に料理を作る経験」と「料理の手伝い」,「配膳の手伝い」,「調理をすることの好き嫌い」,「包丁操作の自信」,「ひとりでの調理経験」の間には関連があった.このことから,家族と調理をすることは,食事作りへの参加を促す要因であることが示唆された.また,家族との調理経験のある児童のうち,ひとりで調理をしたことがある児童は,ひとりで調理をしたことがない児童よりも調理が「とても好き」と回答した割合が高く,包丁操作に「自信が全くない」と回答した割合が低かった.これらの結果から,より多くの子どもが年少時から食事作りに参加し,ひとりでも調理ができるようになるために,家族でともに調理できるような保護者へのはたらきかけ,調理を経験する機会の提供などの支援が必要であると考えられる.
収録刊行物
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- 三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践
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三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践 71 159-163, 2020-02-28
三重大学教育学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050849378476845312
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- NII論文ID
- 120006900281
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- NII書誌ID
- AA12097333
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- HANDLE
- 10076/00019334
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- ISSN
- 18802419
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN