神経発達症群の範疇にある当事者の語りを通した支援のあり方についてー先行研究論文からー

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タイトル別名
  • Investigating the ways of suport from the narrative of persons concerned within the criteria of neurodevelopmental disorders-Through the previous research papers-
  • シンケイ ハッタツショウグン ノ ハンチュウ ニ アル トウジシャ ノ カタリ オ トオシタ シエン ノ アリカタ ニ ツイテ : センコウ ケンキュウ ロンブン カラ

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抄録

神経発達症群の範疇の困難さがある子どもや大人(以下「当事者」)への理解と支援は、特別支援教育や法整備により広がりつつあるが、当事者から依然として社会での生きづらさが語られているのも事実である。本稿では先行研究論文を概観し、当事者が、地域社会の中で暮らし生きていく上で必要かつ有用な支援について検討した。その結果、周囲の肯定的なかかわりやアセスメントは、当事者の自己覚知、自己理解を深めるきっかけとなり、医療的支援と心理的支援の重要性が示された。インフォーマルな支援や社会の中でよりよく生きるための支援が求められ、身近な存在の支援者養成、セルフヘルプグループ、さらに就労支援等への注目は今後の課題である。

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