<センター教員・共同研究論考>重要科目での埋め込み型パフォーマンス評価を通して 科目レベルとプログラムレベルの評価をつなぐ --歯学教育プログラムの経験にもとづく提案--
書誌事項
- タイトル別名
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- <Articles by the Center Staff and Research Fellows>Combining Course- and Program-Level Outcomes Assessments through Embedded Performance Assessments at Key Courses: A Proposal Based on the Experience from a Japanese Dental Education Program
- 重要科目での埋め込み型パフォーマンス評価を通して科目レベルとプログラムレベルの評価をつなぐ : 歯学教育プログラムの経験にもとづく提案
- ジュウヨウ カモク デ ノ ウメコミカタ パフォーマンス ヒョウカ オ トオシテ カモク レベル ト プログラムレベル ノ ヒョウカ オ ツナグ : シガク キョウイク プログラム ノ ケイケン ニ モトズク テイアン
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抄録
本稿では、科目レベルの評価とプログラムレベルの評価をどのようにつなぐかを検討し、歯学教育プログラムの事例を用いて新しい評価方法を提示する。パフォーマンス評価は、教員の負担は大きいが、知識の統合や高次の能力を評価するために有効であると考えられている。私たちはこれまでに、PBL 科目の「改良版トリプルジャンプ」など、科目レベルでのパフォーマンス評価を開発してきた。この経験にもとづき、本稿では、科目レベルとプログラムレベルの評価をつなぐ方法として、「重要科目に埋め込まれたパフォーマンス評価 (Pivotal Embedded Performance Assessment, PEPA)」を提案する。この方法では、パフォーマンス評価の範囲を、プログラムの教育目標に直結しカリキュラムの結節点に配置された重要科目に限定し、他の科目の評価を個々の教員のエキスパート・ジャッジメントに委ねる。PEPA は、カリキュラムの体系化と重要科目の選択、教員団によるパフォーマンス評価の設計と実施、形成的評価の機能を組み込んだ上での合格基準の設定、学位プログラムの修了認定という手続きで行われる。このようにして、PEPA は、評価の妥当性と信頼性を担保しながら、評価の実行可能性と単位制度との両立を維持することを可能にするのである。
収録刊行物
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- 京都大学高等教育研究
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京都大学高等教育研究 26 51-64, 2020-12-01
京都大学高等教育研究開発推進センター
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050287142189419648
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- NII論文ID
- 120006954902
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- NII書誌ID
- AN10487452
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- ISSN
- 13414836
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- HANDLE
- 2433/261206
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- NDL書誌ID
- 031268760
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles