集団保育とインクルーシブ保育 ―保育方法からのアプローチ―

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タイトル別名
  • Group childcare and inclusive childcare –From an approach of Childcare methodologies–

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抄録

本稿は中国雲南省に居住するペー族村落の住民を事例として,2019 年末から 2020 年に中国をはじめ世界中で流行した新型コロナウイルスに対する危機意識の醸成と後退の要因について検討を加える.当該の住民は,地元の鶴慶県内で新型コロナウイルスの感染者が一人発生したことをきっかけに危機意識を抱き始め,マスメディアやスマートフォンなどからの情報や政府の対策から,危機意識を次第に醸成していった.しかし,そうして醸成された高い危機意識は長く維持することができず,その後退過程では,彼らはマスメディアやスマートフォンの情報,政府の対策をほとんど重視せず,身の回りの人々の行動をもとに相乗的に行動が大胆になっていき,日常の生活を再開していった.危機意識の醸成と後退の過程で住民によって重視された情報源は全く異なるものであった.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050850092169768576
  • NII論文ID
    120006955355
  • NII書誌ID
    AA12885396
  • ISSN
    24352802
  • Web Site
    https://nfu.repo.nii.ac.jp/records/3420
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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