競技種目の違いによる競技中の反社会的態度の比較 : 大学生競技者を対象として

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  • キョウギ シュモク ノ チガイ ニ ヨル キョウギ チュウ ノ ハン シャカイテキ タイド ノ ヒカク : ダイガクセイ キョウギシャ オ タイショウ ト シテ
  • Comparison of antisocial attitudes during games based on athletic events for university student athletes

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type:Article

スポーツにおける問題行動の関連要因として,不正行為の容認や駆け引きを重視する反社会的態度が挙げられる。この反社会的態度についての大学生を対象とした研究は,バスケットボール競技者のみを対象とした研究(川北ほか,2010;市村ほか,2013;浦井ほか,2014)のみであることから,本研究では複数の競技の競技者を対象に調査を行った。結果として,個人種目と団体種目の間で有意差は確認されなかったが,身体的接触の有無で比較をした結果,接触のある競技はそうではない競技に比べ反社会的態度が有意に高かった。しかし,これらの結果は先行研究と一致したものではなかった。そのため,今後は,競技種目以外の要因にも着目し,競技中の反社会的態度に一貫した影響を及ぼす要因を検討する必要がある。

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