古典文学に見える作者の意図を読み解く-『平家物語』巻六「入道死去」よりー

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抄録

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「比較すること」は文学を理解する上で欠かせない過程であり、古典文学に関しても例外ではない。そして古典文学には、かつて実在した人物の登場する作品が数多く存在する。作品が変わればその人物の描かれ方が変化していくことも多く、そこが古典文学の特徴であり、面白さとも言えるであろう。本授業ではそのような「人物像やキャラクターは作者が意図的に操作することができる」という点について、「今までに培った能力を用いて、自ら問題に気付き、自ら解決策を考える」方法を用い、そのために「何が必要であるのか、与えられた選択肢の中から取捨選択する」力を測ろうとした。

収録刊行物

  • 研究紀要

    研究紀要 53 1-8, 2021-03-05

    大阪教育大学附属高等学校池田校舎

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