脱文脈化の観点からみる職場における取引先との談話の特徴

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タイトル別名
  • Characteristics of Discourse with Business Partners from the Viewpoint of Decontextualization

抄録

National Institute for Japanese Language and Linguistics / Kanawaga University

National Institute for Japanese Language and Linguistics

会議名: 言語資源活用ワークショップ2020, 開催地: オンライン, 会期: 2020年9月8日−9日, 主催: 国立国語研究所 コーパス開発センター

本研究は、職場における取引先との談話コミュニケーションに関して、脱文脈化の観点から検討するものである。脱文脈化の観点とは、コミュニケーションが行われている時空と、その発話内容との、時間的・空間的距離の程度のことをさす。目的や話題内容、状況によって、談話やテキストの脱文脈化の程度は様々に推移することがこれまでの研究から明らかになっている。職場における談話について、これまで、敬語の使用や談話構造など、様々な観点から分析が行われている。また、職場内での打ち合わせと雑談についての、脱文脈化の観点からの分析も行われているが、取引先との談話を脱文脈化の観点から検討したものは見当たらない。本発表では、現在国立国語研究所で構築中の「日本語日常会話コーパス」のモニター公開版に含まれている職場における取引先との談話を分析の対象として、言語表現から修辞機能を特定し、どのように発話を展開させているか、脱文脈化の観点からの特徴について検討を行う。

source:https://pj.ninjal.ac.jp/corpus_center/lrw2020.html

identifier:国立国語研究所 / 神奈川大学

identifier:国立国語研究所

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