オンライン授業とともに急速に利用が広まったLMS(学習管理システム)の英語科授業(主に言語活動)における活用方法について

DOI 機関リポジトリ オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Online English Classes Are Coming to Schools and Disseminating the Use of Learning Management Systems That Help in Conducting Language Activities and Sharing of Productions and Feedback among Peers

この論文をさがす

抄録

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行の影響により,2020年4月頃から大学を中心に日本国内のみならず世界的にオンライン授業が劇的に普及し,これに伴ってLMS(学習管理システム)の利用も劇的に拡大した。LMSとしてよく利用されている代表的な一つとしてGoogleが提供するG Suite for Educationがあるが,2020年9月現在のそれは,電子文書(資料)配布,お知らせ(掲示版とメール送信),課題や小テストの提示とそれらの提出物回収それに採点結果やフィードバックの返却,受講者名簿とともに出欠や課題得点や小テスト得点等のデータ整理といった学習管理機能を備え,さらに英語科授業においては特に言語活動で使用できる効率的な場所や道具としても活用できる。どのような活用方法があるのかアイディアを記述し,教育研究者や英語教員間で共有することがまず必要なため,本稿ではこれをおこなう。対面授業においてもICT活用の一環としてLMSを活用することが,英語科授業の特に言語活動において有効と推測される。今後,教育効果に関する実証研究が待たれる。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ