小学校外国語科スピーキング・パフォーマンス評価に関する実践研究

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  • ショウガッコウ ガイコクゴカ スピーキング ・ パフォーマンス ヒョウカ ニ カンスル ジッセン ケンキュウ
  • Practical Research on Speaking Performance Assessment in Elementary School Foreign Language

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Abstract

本研究の目的は2つある。1つ目は第3筆者の勤務校の小学校外国語科で実施されたスピーキング・パフォーマンス評価(スピーキングテスト)が授業における学習活動や海外交流を通して培った児童のスピーキング力を測るのに適しているのかを明らかにすることである。2つ目は今回の試みが児童の今後の学習や英語によるコミュニケーションへの意欲向上に寄与するのかを検討することである。テストは3つの単元で学習したことを基に,3つのインタビュータスク活動を用いてテストを行った。児童は2人1組で3か所を回り面接を受けた。態度,流暢さ,正確さ,応答,質問の5つの観点から採点が行われ,結果を妥当性,信頼性,実用性,波及効果の面から分析検討した。その結果,テストの妥当性,信頼性,実用性が確保されていることと,波及効果として今回の試みが児童の学習及び英語コミュニケーションへの意欲向上に影響を与えたことが明らかとなった。今回のような評価の場を定期的に設定することは,児童が英語でコミュニケーションする意欲を高める機会となる可能性を示唆している。

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