「社会福祉発達史」研究の射程と展望(その1) -高島進の研究を中心に-

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  • 「 シャカイ フクシ ハッタツシ 」 ケンキュウ ノ シャテイ ト テンボウ(ソノ 1)タカシマ シン ノ ケンキュウ オ チュウシン ニ

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抄録

本論考は,「社会福祉発達史」の視点と方法に関する戦後社会福祉学史上の意義と限界を明らかにしていく作業の一環として設定される.本論考では,「社会福祉発達史」という研究対象が生まれた背景としての戦後社会科学の知性史の一端にも触れつつ,そうした当時の知的環境のなかでこの研究領域を開拓した故高島進(1933-2016)がどのような問題意識を以てこれと対峙してきたのか,1970 年代初頭において提起された「社会福祉三段階発達史論」の到達点までの足跡を明らかにしながらその意義を考察するものである.

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