低学年児童による落ち葉の分類活動とその分析

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タイトル別名
  • テイガクネン ジドウ ニ ヨル オチバ ノ ブンルイ カツドウ ト ソノ ブンセキ
  • Analysis of Lower Grades of Elementary School Students’ Classification of Fallen Leaves

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抄録

本研究の主目的は,落ち葉の分類活動を通して,低学年児童の分類能力を把握することにある。具体的には,文部科学省検定済生活科教科書に掲載されている計 10種類の葉のカラー写真を用いて,分類活動に取り組ませた。得られた知見は以下の通りである。1)落ち葉の分類は,計8種類の観点(外形,色,感触,大きさ,鋸歯,経験,主観,及び,該当なし)で行われていたこと。2)落ち葉を分類する際に,1つの観点による分類(一重分類)を試みた児童は 27人,2つの観点による分類の児童が 11人,及び3つの観点による分類の児童が3人存在したこと。3)得られた知見に基づき,生活科における分類活動のあり方や,3年次の理科における分類活動への接続について再考したこと。

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