必修英語科目におけるアイスブレイクの探索 : 継続的な教職連携による考察

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タイトル別名
  • Exploration of Icebreakers in Compulsory English Class : Consideration through Constant Cooperation between Faculty and Administrative Staff
  • ヒッシュウ エイゴ カモク ニ オケル アイスブレイク ノ タンサク : ケイゾクテキ ナ キョウショク レンケイ ニ ヨル コウサツ

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抄録

本稿は、第一著者が担当する大学の必修英語科目におけるグループワークをより円滑に進めるために、授業運営支援部署に所属する共著者らとアイスブレイク手法を通年にわたって検討し、実践した報告である。英語運用能力の高低に関わらず取り組みやすいアイスブレイクとして「30 秒自己紹介」と「共通点グランドスラム」を行い、受講者アンケートでは70%以上の回答者に肯定的に評価された。授業観察や受講者アンケートの分析を通じて、成功の要因が「簡単で発散が促進される、得点を競う感覚がある課題」であったことが示された。加えて、授業自体のモードに合い、受講者の安心感を増すようなアイスブレイクの重要性も確認された。 本稿は、アイスブレイクの設計・運用上の留意点を提示するものであると同時に、継続的な授業運営支援の事例報告でもある。学内で日常的に教員が専門的支援を得られる体制があることの意義や、授業・課外活動支援における継続的な観察・フィードバックの可能性が提示される。

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