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- 武井 弘一
- 琉球大学国際地域創造学部 : 准教授
書誌事項
- タイトル別名
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- Japanese Falconry in the Edo Period
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抄録
近批日本では、将軍や大名のあいだで鷹狩が盛んに行われた。本稿では、まず江戸幕府の歴代の将軍が好んだ鷹狩や、それをささえた制度について具体的に説明した。次に、近世には200以上もの藩がおかれ、大名のあいだでも鷹狩が行われていた。その例として加賀藩前田家に注目し、領国だけではなく、参勤交代で江戸に滞在しているあいだでも下屋敷で隅狩が行われていたことを紹介した。鷹狩をするには、麿だけではなく、鷹が捕獲する鳥たちも生息していなければならない。そこで鷹狩を実現できた背景として、近枇独自の日本近世型生態系が創出されていたことを明らかにした。
収録刊行物
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- 鷹・鷹場・環境研究
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鷹・鷹場・環境研究 5 95-107, 2021-03-20
九州大学基幹教育院
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699847434240
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- NII論文ID
- 120007018558
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- NII書誌ID
- AA12779253
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- DOI
- 10.15017/4377874
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- HANDLE
- 2324/4377874
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- NDL書誌ID
- 031439720
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- ISSN
- 24328502
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可