特別支援教育専攻学生を対象とした障害理解のための教材開発(6) ―不随意運動の理解を中心にした教材―

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Abstract

特別支援教育専攻学生の指導では、対象とする障害児・者が活用する機器・道具を提示し、その使用法解説とともに「困難」の理解を促している。しかし病弱教育 ・肢体不自由教育領域では、困難理解につながる「病気体験」「運動障害による生活上の困難体験」は、健常学生にはできない。そこで担当教員は種々の映像資料等を活用し、病気の影響や動作の困難をイメージさせるにとどまることが多く、日常生活上の困難理解を促しているとは言い難い。本研究では、不随意運動の発生メカニズム、日常生活動作の困難の体験・体感、日常の生活行動を遂行する上で 生じる「苛立ち感情」の理解にかかわる教材開発を取り扱った。

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