漫画『ドラえもん』の「ひみつ道具」にみるネーミングの法則ーお菓子にみるネーミングの法則と比較してー

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抄録

『ドラえもん』は、 1969年から小学館より発行されている日本の漫画作品であり、 現在ではアニメや映画などにもなっており子どもを中 心に多くの人に見られている国民的作品である。『ドラえもん』の大まかなスト ー リ ーとしては、 1話完結型であり1話につき 一つ「ひみつ道具」と言われるものが出てくる。 この「ひみつ道具」は現代の技術を逢かに凌駕しており、 様々なトラプルを解決することに使われる。 有名なところでは「どこでもドア」や「タケコプター」などが挙げら れるが、 このような「ひみつ道具」はメインターゲットである子どもに分かりやすいような工夫をこらしたネ ー ミングなのだろうか。 ま た、 そこに法則があるのかと疑問に感じた。 本研究では、 1)名称に使 用される文字種とその構成にはどのような特徴があるのか、 2)名称によって提示される意味 ・機能にはどのような特徴があるのか、 という二つの面を、 同じく子どもをメインタ ゲットにしている「お菓子」ー のネ ー ミングの法則と比べてどのような共通点 ・相違点が見られるかを明らかにする。

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