『中華民国医事綜覧』から見る近代中国の医学者と留学歴 : 日本留学者を中心に

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  • 『 チュウカミンコク イジ ソウラン 』 カラ ミル キンダイ チュウゴク ノ イガクシャ ト リュウガクレキ : ニホン リュウガクシャ オ チュウシン ニ

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[要旨] 日本の医学関係者が、近隣アジアへの医薬支援を目的として、1902年に設立した団体に「同仁会」がある。同会が1935年に発刊した『中華民国医事綜覧』には、中国の医師・医学者4773名の名前や履歴が掲載されている。うち、海外留学経験者は775名であり、留学先で最も多かったのは日本で500名を数える。本稿では、その『綜覧』に見える日本の留学先24校別の名簿を作成するとともに、帰国後の職業を整理することにより、留学経験をどのような形で活かしていったのかを明らかにした。

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